口臭のキーワードは「タンパク質」

口臭の元、タンパク質を多く含む食べ物

乳製品は口臭を引き起こす原因となります。細菌が乳製品に含まれるタンパク質を分解し、強い臭い成分を作り出すからです。この時、乳製品の脂肪含有量は関係ありません。牛乳、ヨーグルト、チーズ、スキムミルク、生クリームに含まれるタンパク質の中身が問題なのです。乳製品以外にも、赤身の肉や卵、大豆にはタンパク質が多く含まれているので、気をつけなければいけません。普段の食事ではタンパク質ばかりを摂るのではなく、バランスの良い食生活を心がけてみましょう。

タンパク質を含む食品を食べた後に口臭を防ぐためには、タンパク質を分解する酵素が含まれている果物を摂取すると良いそうです。そのような果物が口臭の原因である硫黄成分を含むタンパク質を分解してくれます。代表的な果物は、パイナップル、キウイ、パパイヤなどです。食後のフルーツは口臭予防になるのです。注意点としては、生の果物を摂取することです。酵素は、熱を加えると性質が変わってしまうため、効果がなくなってしまいます。

舌苔が悪臭を発生させる

胃の調子が悪いときや熱があるとき、体調が良くないとき、ストレス環境にあるときは、食べ物のカスや舌の不用な粘膜の細胞が集まり、舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。白っぽいものは「舌苔」と呼ばれており、歯で言うところの歯垢と同じような細菌のかたまりです。

舌苔は細菌の温床となり、そこからタンパク質を分解するときに発生する揮発性の硫黄化合物が口臭の原因と考えられています。このことにより、舌をキレイにすると口臭も軽減すると言われています。口腔内が健康な状態を保ち、唾液量がしっかりとあれば、細菌は唾液によって洗い流されます。この場合、細菌は増え過ぎず、舌苔がたまることはありません。しかし、健康状態によって唾液が減少すると細菌がかたまり増殖し、舌苔がたまります。もしも、たまってしまったら舌苔を取り除きましょう。細菌が減るため、口臭が抑えられます。ただし、ゴシゴシと歯ブラシでこすり落とそうとすると、舌が傷ついてしまいます。布などを使い、優しく拭き取りましょう。

口臭対策アイテムはタンパク質を除去するマウスウォッシュを選ぼう

口腔内の数ある細菌のうち「嫌気性細菌」が舌苔に付着してしまうと、舌にある古い余分な粘膜や食物のカスなどのタンパク質を分解する活動を始めます。その過程で発生してしまうガスが、揮発性硫黄化合物である硫化水素です。これが、あのツンとした鼻をつく嫌な臭いの元です。このことから、タンパク質をしっかりと取り除いておかないと、どれだけ良い殺菌力の商品でも細菌は増殖してしまいます。口臭対策アイテムは必ずタンパク質を除去できるものを使用しましょう。

近年、マウスウォッシュにはその効果が期待されています。通常の歯ブラシでは届かない微細な隙間に入り込んだタンパク質が除去ができます。マウスウォッシュですすいだ後、剥がされて凝固したタンパク質はそのまま口外へ排出されます。口内に残ってしまう場合もありますが、タンパク質の連鎖が切られており除去しやすい状態になりますので、洗口後は必ず歯磨きを併用して行いましょう。